・生物多様性
生物多様性の定義には様々なものがあるが、生物の多様性に関する条約では「すべての生物(陸上生態系、海洋その他の水界生態系、これらが複合した生態系その他生息又は生育の場のいかんを問わない。)の間の変異性をいうものとし、種内の性、種間の多様性及び生態系の多様性を含む」と定義されている。
・生物多様性条約
- 生物多様性の保全
- 生物多様性の構成要素の持続可能な利用
- 遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分
を目的とする国際条約。
なお、その締結国会議をCOPと称することから、一部報道などではCOPを本条約の略語とする誤解が見られるが、本条約の略称は上述の通りCBDであり、本条約におけるCOPは通常「CBD/COP」と称される。
・生物多様性条約締約国会議(CBD/COP)
締約国会議は、1994年11月以来、ほぼ2年ごとに開催されている。
- 第1回締約国会議 (COP1) 1994年11月28日 - 12月9日 バハマ ナッソー
- 第2回締約国会議 (COP2) 1995年11月6日 - 11月17日 インドネシア ジャカルタ
- 第3回締約国会議 (COP3) 1996年11月4日 - 11月15日 アルゼンチン ブエノスアイレス
- 第4回締約国会議 (COP4) 1998年5月4日 - 5月15日 スロバキア ブラチスラヴァ
- 第1回締約国特別会議 (ExCOP1) 1999年2月22日 - 2月23日 コロンビア カルタヘナ
- 第1回締約国特別会議 (ExCOP1) 2000年1月24日 - 1月28日 カナダ モントリオール (再会合)
- 「バイオセーフティーに関するカルタヘナ議定書」は、1999年にコロンビアのカルタヘナで開催された締約国特別会議で内容が討議されたのち、2000年にカナダのモントリオールで開催された再会合で採択された。
- 第5回締約国会議 (COP5) 2000年5月15日 - 5月26日 ケニア ナイロビ
- 第6回締約国会議 (COP6) 2002年4月7日 - 4月19日 オランダ ハーグ
- 第7回締約国会議 (COP7) 2004年2月9日 - 2月20日 マレーシア クアラルンプール
- 第8回締約国会議 (COP8) 2006年3月20日 - 3月31日 ブラジル クリチバ
- 第9回締約国会議 (COP9) 2008年5月19日 - 5月30日 ドイツ ボン
- 第10回締約国会議 (COP10) 2010年10月11日 - 10月29日 日本 名古屋
- 第11回締約国会議 (COP11) 2012年10月8日 - 10月19日 インド ハイデラバード
- 第12回締約国会議 (COP12) 2014年10月6日 - 10月17日 韓国 平昌郡
- 第13回締約国会議 (COP13) 2016年12月 メキシコ カンクン
・SBSTTA
生物多様性条約科学技術助言補助機関会合
Subsidiary Body on Scientific, Technical and Technological Advice
・IPBES
科学と政策の統合
Intergovernmental science-policy Platform on Biodiversity and Ecosystem Services
・EBSA
Ecologically or Biologically Significant marine Area
・SDGs
持続可能な開発目標
Sustainable Development Goals
・メジャーグループ(MG:Major Groups)
Major Groups
1992年の地球サミットで採択されたアジェンダ21では、持続可能な開発を達成するための国連の動きに全ての市民が参加できるように構成された、9つのセクター別グループ(「女性」「子ども・若者」「農業者」「先住民」「NGO」「自治体」「労働組合」「科学・テクノロジー」「ビジネス・産業」)
・CBDアライアンス
生物多様性条約への市民団体の参加を促進するためにCOP7(2006年、ブラジル・クリチバ)の時に設立された緩やかな組織
http://project4you.jimdo.com/2010/05/09/cbdアライアンスとは/
・ILCs
Indigenous and Local Communities:先住民族・地域共同体
Indigenous and Local Communities:先住民族・地域共同体
・生態系サービス
地球の環境とそれを支える生物多様性は、人間を含む多様な生命の長い歴史の中で、つくられたかけがえのないものです。そうした生物多様性はそれ自体に大きな価値があり、保全すべきものです。 そして、私たちの暮らしは食料や水の供給、気候の安定など、生物多様性を基盤とする生態系から得られる恵みによって支えられていますが、これらの恵みは「生態系サービス」と呼ばれます。
生態系サービスは「供給サービス」、「調整サービス」、「文化的サービス」、「基盤サービス」の4つに分類されています。
Wikipedia「生態系サービス」:https://goo.gl/BVYH6S
・SBI
Subsidiary Body on Implementation
条約実施補助機関会合
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